アンチエイジング化粧品で注目のフラーレン。
シワやたるみに期待できるけど、水溶性と油溶性があるらしい。
発見された時から、抗酸化作用があると認められていた美容成分フラーレン。
しかし、商品化には時間がかかりましたが、現在はエイジング世代の救世主かのごとく、アンチエイジング化粧品に配合されています。
フラーレンには水溶性と油溶性の2種類があるので、その特性を知った上で、シワやたるみなどのアンチエイジング対策としての化粧品アイテムを選ぶようにすると効果的です。
そこで、今回は、このフラーレンの特性についてご紹介します。
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フラーレンとは
フラーレンには高い抗酸化力があると証明されており、シワやシミなどのお肌の老化の原因となる活性酵素を除去する働きがあります。
その抗酸化力は、ビタミンCの120〜200倍とも言われています。
フラーレンは炭素のみで構成されているので水に溶けない性質があり、化粧品に活用することが難しいと考えられていましたが、研究の結果、水溶性フラーレンが誕生したことで、化粧品に配合されるようになりました。
フラーレンに水溶性と油溶性の2種類ある
フラーレンには、特性の違う2種類があります。
フラーレンの2つの種類

1.水溶性フラーレン
2.油溶性フラーレン
1. 水溶性フラーレン
水溶性フラーレンは、別名「ラジカルスポンジ」と呼ばれています。
これは、活性酵素の一種である「ラジカル」をスポンジのように吸い取る働きがあることからこう呼ばれています。
フラーレンは、炭素のみで構成された黒い粉状のもので、ラジカルスポンジは、粉状のフラーレンを化粧品として使えるように加工し、水に溶かしたものとなります。
活性酵素を吸い取り、高い抗酸化力を長時間に渡り発揮できます。
このように高い抗酸化作用があるので、化粧品や美容液など、あらゆるものに活用されるようになり、水溶性フラーレンが配合された化粧品は2005年に発売されました。
しかし化粧品に加工するために、高分子ポリマーを添加しているので、化学成分が気になる場合は、注意しましょう。
2.油溶性フラーレン
水溶性フラーレンの後に発売されたのが、油溶性フラーレンです。
油溶性フラーレンは、リポフラーレンと呼ばれており、油分と相性が良いため、お肌への浸透力が優れているので美容液やクリームに配合されることが多いです。
化粧品へ加工する際には、天然成分のスクワランと混ぜ合わせているので、お肌が弱い人でも安心して使えます。
その反面、油溶性フラーレンのデメリットとして、リポフラーレンは水に溶けにくいため、水分が多い化粧品に配合すると、成分が高濃度になりにくいという特徴があります。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。