小じわはピーリングで解消できるって知ってました?
ピーリングは、コラーゲンを増やしてくれるからなんです。
ピーリングってお肌に溜まった角質を取り除いてくれて、お肌がすべすべになったりくすみが取れたりする効果があるだけと思っていませんか?
実は、ピーリングは、小じわ対策にも効果的なんです。
ということで、今回は小じわを解消できるピーリングについてご紹介します。
ピーリングって何?
皮を向く料理器具でピーラーっていうのがありますが、ピーリングはお肌の古い角質を剥がしてお肌をきれいにするスキンケアです。
たとえば、
最近ファンデのノリが悪い、肌がざらつく、顔全体がくすみでる、化粧水が肌に入らない…こんな風に感じた時は、お肌に古い角質が溜まっていることが原因です。
なぜ古い角質が溜まってしまうのか?
加齢やそのほかの原因で、お肌の新陳代謝であるターンオーバーが低下し、古い角質がお肌に蓄積されていきます。
すると、化粧品を使っても古い角質が邪魔をしてお肌への浸透が悪くなり、せっかく化粧品の効果が得られない状態になります。
そんな時に、ピーリングをすると、お肌の改善につながります。
ピーリングは2つの方法が可能です。

- ホームピーリング
- ケミカルピーリング
ホームピーリング
ホームピーリングとは、自分で自宅で簡単にできるピーリングのことです。
市販されているピーリング用の商品で、石鹸や化粧品で自分でピーリングができます。
市販されているものは、お肌のトラブルを起こさないようにマイルドに作られているので、ピーリング効果としてはそれほど強いものではありません。
お肌を柔らかくしたり、皮脂が毛穴に詰まってできる角栓をとったりなどのディープクレンジング程度です。
スキンケアで使用する場合は、石鹸タイプもので週一回程度の使用で十分です。
ケミカルピーリング
クリニックで行うピーリングのことをケミカルピーリングといいます。
ピーリングをより安全に効果的い行うため、クリニックを利用する人が増えています。
クリニックでピーリングを行う時に使用される薬剤は、主にグリコール酸、サリチル酸、乳酸などで、余計な角質を柔らかくし、剥離することで、新しい肌の再生を促します。
クリニックではこうような薬剤を高濃度で用いることができ、肌の状態、トラブルや悩みに応じて、適正な濃度と方法でピーリングを行ってくれます。
ケミカルピーリングでは、剥離させる深度が角層程度の最浅層ピーリングから表皮と真皮乳頭層、網状層に及ぶ深層ピーリングの4段階に分類されています。
ピーリングで小じわが消える?
加齢やその他の原因によって、お肌のターンオーバーのサイクルがうまくいかなくなると、お肌に角質が蓄積していって、お肌の状態が悪化していきます。
ターンオーバーとは、お肌の新陳代謝のことで、お肌は生まれ変わりのことです。理想的なお肌のターンオーバー周期は28日と言われています。
皮膚は、表皮(外部と接するところ)、真皮、皮下脂肪組織の3つ層から構成されています。
表皮を作る細胞は、基底層で生まれた新しい細胞(角化細胞)が形を変えながら、徐々に上へと移動し角質層へ押し上げられていきます。
角質層に上がってきた細胞は、角質細胞になり、最後は古い細胞が垢などになって自然にはがれていきます。
こうして絶えず表皮は入れ替わることにより、美しい肌に生まれ変わっています。
が、年を重ねるごとにターンオーバーの周期は、30代は40日、40代は55日、50代は70日以上と遅くなっていきます。
ターンオーバーが遅くなるということは、古い角質が残ることになり、メラニン(色素)も排出されずに肌に残ってしまいます。
同時にお肌の潤い成分、セラミドなども減ってしまい、小じわができやすくなります。
このような状態の時にピーリングをすると、角質層を削り剥がれやすくなり、表皮のターンオーバーを正常に整えてくれます。
表皮でターンオーバーが活性化されると、次の層の真皮層ではコラーゲンが増えてきます。
コラーゲンは、ターンオーバーを促進する働きがあります。
よって、AHAやBHAと言われる酸を使ってホームピーリングをすると、お肌のコラーゲンが増え、潤いのある美肌になることで小じわが解消します。
日頃お肌いにトラブルがない方も加齢とともに低下するお肌のターンオーバーを促進させ、お肌の抗加齢に役立つのでピーリングを定期的スペシャルケアとして取り入れてみましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。